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携帯電話は2つの電話番号と“メアド”を持ちたい――ドコモ「2in1」の今


 1台の携帯電話で2つの電話番号とメールアドレスが持てるNTTドコモの「2in1」サービス。開始から半年が経ち、個人や法人利用に求められるシーン、ニーズが鮮明化しつつあるという。

 NTTドコモが904iシリーズから提供を開始した「2in1」は、1台の携帯電話で2つの電話番号とメールアドレスを使い分けられる。携帯電話2台分の利用を可能にする。ドコモ側では個人、法人両方の利用を想定してサービスを開始した。当初は個人需要が先行しているものの、法人ユーザーからの注目度も高い。今後は法人向け機種で2in1を利用できるものを用意する計画だ。
 このサービスのどんな点が法人ユーザーの興味を誘ったのか。そしてNTTドコモ側では法人ユーザーからの反響をどう受け止めているのだろうか。NTTドコモにサービス開始後の反響を聞いた。

●3カ月強で契約数14万件近くに

 「これまでのサービスにはない反響をもらっています」――NTTドコモプロダクト&サービス本部マルチメディアサービス部コミュニケーション企画の尾上健二担当課長は2in1の反響についてこう説明する。

 「これだけ問い合わせが多いのは、このサービスに興味を持ったという前向きなものに加え、どういうサービスなのか概要がきちんと理解できないというものも含まれます。その意味ではわれわれの説明が不十分だったということなのかもしれません」(尾上氏)

 2in1では、1台の携帯電話を利用して2つの電話番号とメールアドレスを「モード機能(Aモード、Bモード、デュアルモード)」で簡単に使い分けられる。モードを切り替えると、相手に通知する電話番号、メールアドレスだけでなく、電話帳データや発着信履歴なども自動的に切り替えることも可能だ。異なるモードの情報を参照できなくするセキュリティ機能も搭載している。

 しかも、通話料金をAモードとBモードを別々に請求できる。つまり、1台の端末で、個人用途と会社用途を別々に支払うことも可能となるため、企業ユースにも利用できるのではないかと注目を浴びることとなった。

 5月22日にサービスをスタートし、8月末時点で13万9400件の契約数を獲得した。毎月945円の利用料が必要になるにも関わらず、3カ月強でこれだけの契約数を獲得できたことは、このサービスを待っていた利用者が多かったことをあらわしている。

 この契約数が法人需要なのか、個人需要なのかは、ドコモ側は明らかにしていない。ただし、ドコモ側では最初に立ち上がるのは、法人ではなく個人需要となると考えていた。13万9400件の契約者も個人需要が多いものと見ている。法人の場合、サービスを利用するか、否かの検討を行う時間が必要になるため、ドコモの見方は妥当なものだといえる。

 それでは個人の場合、どんな目的で2つの電話番号、メールアドレスを使い分けている人が多いのだろう。

 「当社が最初に想定していたのは、法人需要というよりは個人需要です。携帯電話の電話番号を、ライフスタイルにあわせて使い分けてもらう。例えば、女性は自分の携帯電話番号を初対面の人に教えるのは抵抗があるという声をよく耳にします。そういう場合、番号を2つ持つことで、本当に親しい人に教える番号と、初対面の人に伝える番号を変えるといった使い方が可能になるのです」(尾上氏)

 尾上氏は2in1のスタート前、複数の携帯電話を持つユーザーにその理由を尋ねた。その中で挙がった声が、「携帯電話を使い分けると、使う端末によって気持ちが切り替わる」というものだった。場面、場面にあわせて端末を使い分けているユーザーが存在するということだ。

 しかし、「気分転換に最適だ」といって、複数の端末を持つことをキャリアが勧めるというのは現実的ではない。1台の携帯電話ですら忘れ物ものにしてしまうユーザーがいることを考えると、複数の端末を持ち歩き、使い分けることができるユーザーばかりではない。それに対し2in1は、1台の端末を気分によって使い分けることを可能にする。個人ユーザーにとっては、新しい携帯電話の使い方を提案するサービスだ。

 女性だけでなく、男性が就職やサービスの会員登録などを行う際の専用に、もう1つの電話番号やメールアドレスを利用するといった使い方もできる。個人生活の中で、「公」と「私」を分けるために利用することも可能なサービスが2in1だ。

●仕事にも好都合な2つの番号とアドレス

 1台の携帯電話に2つの電話番号、メールアドレスを持つことを可能とする「2in1」は、個人ユーザーだけでなく、法人ユーザーにとっても携帯電話の新たな用途を実現するとNTTドコモ側では考えている。

 「プライベートと仕事で、電話番号、メールアドレスを使い分けることはもちろん、仕事においても通常業務と特定の業務にのみ利用する電話番号、メールアドレスを使い分けることが可能になると思います」(尾上氏)

 営業担当者が特定の顧客にのみ公開する電話番号用に利用するといった用途や、セキュリティ面に配慮するために番号を使い分けるといった用途も考えられる。仕事においても2つの電話番号、メールアドレスを使い分けることができることで、これまで考えられていなかった新たな用途が創出される可能性がある。

 実はサービス開始前から、NTTドコモではこのサービスが法人からも引き合いがあることを想定していた。

 「マルチナンバーというサービスがあります。これは1台の携帯電話で複数の電話番号を設定できるサービスです。マルチナンバーではメールアドレスを複数持つことはできませんが、電話番号ごとに請求書を分けて発行できます。2in1は、マルチナンバーの利便性をさらに上げることを目的に開発したサービスともいえます。携帯電話では、個人が利用していたサービスを『これは仕事にも利用できる』と発展していくケースが多い。2in1についても、同様に発展していく可能性が高いと思います」(尾上氏)

 携帯電話は、企業導入が本格化する前に個人に普及していったため、個人が契約した携帯電話が仕事に利用されているケースも少なくない。すでに利用されている電話番号を変更することが難しい場合、契約は個人だが、利用料金は会社が支払っていることもある。マルチナンバーの番号別請求書は、そんなニーズを持った利用者から好評を得ていた。 2in1では、マルチナンバーでは実現できていなかったメールアドレスも個別に持つことができるようにした。これは、「現在のユーザーにとって、メールアドレスの価値が高まっている」ことを考慮してのことだ。メールアドレスの価値という点では、Bモードもしくはデュアルモード利用時には、Webメールを利用することも可能にした。従来よりも多用なメール活用を想定して設けられた機能である。

 「実は先ほどお話しした問い合わせが多いというのはWebメールに対してです。当社のメールサービスといえば『iモードメール』という印象が強いからでしょうか。このWebメール利用に関する問い合わせが大変多く寄せられています」(尾上氏)

 問い合わせの中には、すでにPCなどでWebメールを利用しているユーザーから、さらに詳しい機能を尋ねられる内容もあれば、これまでまったくWebメールを利用したことがないユーザーからの問い合わせもある。

 「問い合わせの中には、2in1を改善していく際のヒントが色々と隠されていると思います。2in1を開始前には見えていなかったことが、実際にサービスを始めてユーザーの反響を得ることで見えてきました」と、尾上氏は問い合わせの声を今後の機能改善に生かしていく方針を強調する。

●年内には機能改善?

 サービス自身は好評である一方、「2in1はここから発展していくサービス。新たに付加しなければならない機能や、強化しなければならない機能はまだまだ多い」と尾上氏は指摘する。すでに2in1の改善プランは始動しており、「おそらく年内には機能改善を実施する」(尾上氏)見通しだ。

 改善が実現されそうな機能の1つが、ユーザーから要望の多い「Aモードを利用時に、Bモードの電話番号宛に着信させないようにしたい」というものだ。「実は留守番電話を利用すれば、現在でもAモードを利用中にBモードとして電話がかからないようにすることができます。ただし、ユーザーからすると『設定を行うのが面倒だ』、『もっと手軽に設定できないか』という声が多い。これは比較的対応しやすい要望ですので、実現に向けて検討中です」

 2in1を利用できる端末を増やしていくことも検討中だ。現在対応するのは904iシリーズのみだが、法人専用端末などにもこの機能を採用する可能性もある。

 「このサービスは一過的なものではなく、長期的に提供すべきサービスだと考えています。他の端末で利用できるようにすることは十分に可能性があります。ただし、仕様としてすべての端末でこのサービスが利用できるのかといえば、それは難しい。現在は、当社のメインストリームとなる90xシリーズで対応化を進める方針です」

 端末によってこのサービスを利用できるものと、できないものがあるというのは、2in1が1つのハードウェアに2つのシステムを搭載するという、ハイスペックを要求するサービスだからだ。そのために全端末で利用できるようにするのは難しい。

 利用できる電話番号、メールアドレスの数をさらに増やしていく可能性については、「果たしてそれだけの電話番号とメールアドレスを使いこなせる方がいるのか? ということもあります。現段階では検討していません」(尾上氏)という。

 請求書を分けることができるのは通話料金のみで、パケット通信分については請求書を分別ができない点についても要望が多い。これも実現化の検討が進めている改善点の1つだ。

 「要望は色々とありますが、われわれドコモ側で実現できるものと、パートナー企業と協議しなければ実現できないものがあります。要望を精査して、実現に向けて検討していきたいと考えています」

 サービス自体の認知度もまだまだ十分ではない。法人、個人を問わずサービスの存在を広くアピールしていくことも重要だ。「仕事でこのサービスを利用していくための機能改善に向け、現時点は“緒に就いた”ところだというのが正しいと思います。さらに多くの方にサービスを知ってもらうことで、さらに新しい用途が広がるはず。2in1というサービスは始まったばかりですから」(尾上氏)

 今後、このサービスがどんな広がりを見せていくのか。それを決めるのは利用者の声ということになるのかもしれない。
(引用:ライブドアニュース)
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